ドラム式洗濯機で乾燥使わない事による弊害と対策を中野区での事例で解説
東京都中野区野方にお住まいのお客様宅で、日立の人気ドラム式洗濯機「ビッグドラム(型番:BD-SV110F)」の分解クリーニングを実施しました。
「電気代が気になる」「衣類の縮みが心配」という理由から、最初は使っていたものの、数年経つうちに「乾燥時間が長くなった」「乾燥後の洗濯物がなんだか臭う」といった変化を感じ、乾燥機能を使わなくなってしまうご家庭は非常に多いです。
しかし、実はこの「乾燥機能を使わない」という選択こそが、洗濯槽の裏側の黒カビや異臭をさらに悪化させる大きな原因になることをご存知でしょうか?
今回は、乾燥機能を使わなくなることで起きる弊害と、その正しい対策について詳しくレポートします。
1. 相談のきっかけ:「衣類の嫌な臭いや、すっきりしない洗い上がり」
野方のご自宅でお話を伺ったところ、お客様は以下のようなお悩みを抱えていらっしゃいました。
・洗濯が終わった衣類やタオルから、カビっぽい生乾きの嫌な臭いがする。
・槽内やドアパッキン周辺のヌメリや臭いが気になり、部屋干しするとさらに匂いが際立ってしまう。
・市販の洗濯槽クリーナー(塩素系)を定期的に使っているが、一時しのぎですぐに臭いが復活してしまう。
お客様は「昔は乾燥も使っていたけど、最近は時間がかかるし臭いが気になって、『洗い・すすぎ・脱水』のみで外干しに切り替えていた」とのこと。しかし、これが結果的に内部の汚れを加速させる引き金となっていました。
2. なぜ?「乾燥機能を使わない」とカビや臭いが増える理由
日立のBD-SV110Fをはじめとするドラム式洗濯機は、乾燥機能を使用することで内部のダクトやドラム周辺が高温になり、自然と熱殺菌や乾燥が行われる構造になっています。
乾燥機能を全く使わなくなると、主に次のような悪循環が生じます。
常に槽内が高湿度な状態をキープ
洗濯終了後、水分を含んだ衣類を出し入れし、そのままの状態でいると、洗濯槽の裏側やカバーの隙間が常に湿ったままになります。これがカビにとって最高の繁殖環境(黒カビの温床)となります。
乾燥風路の未活用によるホコリ・洗剤カスの固着
乾燥機能を使うと、ファンやダクトの風によって細かいホコリが吹き飛ばされますが、使わないと乾燥ダクトや内部の蛇腹ホースに湿ったホコリや糸くずが滞留します。そこに洗剤カスや柔軟剤の成分が混ざり合い、ドロドロのヘドロ状汚れや頑固なカビの塊に変化します。
雑菌の繁殖による異臭の発生
こうして内部に蓄積した汚れやカビから放たれるニオイが、毎日の洗濯の水分や湿気によって押し出され、衣類や洗濯槽全体の嫌な臭いとなって現れます。
3. 「ドアを開けておく」だけでは不十分? 乾燥を使いたくない場合の正しい対策
「乾燥機能の電気代や縮みが嫌だから使いたくない」という場合、よくネットで見かける「使用後に洗濯機のドアを開けっ放しにして換気する」という方法をとる方が多いですが、実はこれだけでは不十分です。
ドアを開けておくだけでは、空気の通り道である「乾燥ダクトの奥」や「洗濯槽の裏側の隙間」に残った水分や湿気までは完全に乾燥させることができません。
乾燥機能は使いたくないけれどカビや臭いを防ぎたい場合は、以下の2つの対策をセットで行うのが非常に効果的です。
洗濯後に「空(から)乾燥」を定期的に行う
衣類を入れない空の状態で、あえて定期的に乾燥運転(または「槽乾燥」コース)を回します。これにより、衣類の縮みや傷みを心配することなく、熱の力で内部のダクトや洗濯槽の裏側までしっかり乾燥させ、カビの繁殖を強力に防ぐことができます。
月1回程度のこまめな洗濯槽クリーナー使用
乾燥機能を使わない環境下では汚れが溜まりやすいため、市販の塩素系洗濯槽クリーナーを月に1回程度のペースで定期的に使用し、見えない部分の汚れや雑菌をこまめにリセットすることが大切です。
4. 分解清掃の実際(BD-SV110Fの内部はどうなっていたか?)
すでに内部に汚れやカビが蓄積してしまった場合、セルフケアだけでは取り除くことができません。専門のスタッフが本体を慎重に分解し、内部を確認しました。
洗濯槽(ドラム)カバー・外槽の取り外し
メインのカバーを外した瞬間、ステンレス槽の裏側や外槽のプラスチック部分にびっしりと張り付いた黒カビ・ヘドロ汚れの姿が現れました。長年蓄積された汚れが混ざり合い、強い異臭を放つ状態になっていました。
【洗浄前のドラムカバー】
【洗浄前の洗濯槽】
取り外したパーツや本体側の手の届かない隙間に対し、専用のエコ洗剤と高圧洗浄機を用いて、カビの根っこまで徹底的に洗い流しました。
【洗浄後のドラムカバー】
【洗浄後の洗濯槽】
5. 作業後の変化とお客さまの声
分解清掃を終えた洗濯機をご覧になったお客様からは、嬉しいお声をいただきました。
「洗濯槽の裏側があんなに汚れていたなんてショックでしたが、実物を見せてもらって納得しました。掃除後は、洗濯物から嫌な臭いが一切しなくなり、扉を開けたときのムッとする臭いも完全に消えて感動しています!
これからは『洗濯物を入れての乾燥』はしなくても、時々洗濯槽を空にして乾燥機能を回したり、月に1回のクリーナーを習慣にしたりして綺麗な状態を保ちたいと思います」
まとめ:中野区エリアでドラム式洗濯機の汚れにお悩みの方へ
「乾燥機能の時間が長くなったから使わない」「臭いが気になるから避けている」という状態をそのままにしておくと、内部の湿気やホコリによって知らず知らずのうちにカビの温床が広がってしまいます。
日立のBD-SV110Fをはじめとするドラム式洗濯機で、洗濯物の臭いにお困りの場合は、プロによる「分解クリーニング」で一度内部をリセットしてみてはいかがでしょうか。
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